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大林監督、戦争犠牲の無念未来に 最新作「花筐」舞台の唐津で 

2017年12月07日18時46分
 映画監督の大林宣彦さんが肺がんで一時は余命宣告を受けながら撮った、戦争と平和がテーマの最新作「花筐」が7日、舞台となった佐賀県唐津市で先行上映された。舞台あいさつで大林監督は「戦争の消耗品になった世代の無念と、それをもうさせたくないという思いを、私たちがつなぎ未来に伝えたい」と熱弁した。

 原作は作家檀一雄の同名小説。戦争の影が忍び寄る1941年の唐津を舞台に、青春真っ盛りの若者たちの群像を描いている。約40年前から脚本を準備し撮影を熱望してきた大林さんは「二度とあんな戦争は嫌だ、という思いで作った」と語った。

 映画は16日から各地で順次公開される。
【写真】 映画「花筐」の先行上映会で舞台あいさつする大林宣彦監督=7日午後、佐賀県唐津市

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