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見どころは「岩田剛典」 「去年の冬―」の滝本監督 

2018年07月11日14時35分
 芥川賞作家中村文則さんのサスペンス小説が原作の映画「去年の冬、きみと別れ」がブルーレイ、DVD化された。滝本智行監督は「見どころは主演俳優・岩田剛典そのもの。作品を通して彼の顔つき、たたずまいが変化していくさまを味わってほしい」と話した。

 岩田が演じたのは、ある女性焼死事件の謎を追う記者。取材にのめり込むあまり婚約者と険悪になり、やがて自身も事件に巻き込まれていく。普段の爽やかなイメージを覆す役どころに「本人も重圧を感じていたはず」と滝本監督。

 キャリアの浅い岩田から「小手先の演技にとどまらない表情を引き出すため」、撮影は劇中での時系列に沿って進めた。「役柄と同じ体験をして、共演者と向き合う中で芽生える感情を大事にしよう、と話しました」

 手応えを感じたのは、編集者役の北村一輝と対決する場面。それまでは「(岩田に)目線の位置まで細かく指示し、何度も撮り直しを重ねていた」ため、この日も長時間の撮影を覚悟していたが、現場入りした岩田の顔を見た瞬間「今日は大丈夫だ」と感じたという。

 結果はほぼ“一発OK”。監督は「自分の想像をはるかに超える瞬間に立ち会わせてもらった。監督冥利に尽きる体験でした」と笑った。

 ブルーレイ、DVDは「ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント」から、18日発売。
【写真】 映画「去年の冬、きみと別れ」の一場面((C)2018 映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会)

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