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温暖化で航空機離陸困難に 揚力が不足、米大試算 

2017年07月15日11時25分
 【ワシントン共同】地球温暖化で気温が上昇すると、今世紀後半には航空機の輸送能力に影響が出る恐れがあるとする研究成果を米コロンビア大やNASAのチームが14日までに発表した。気温上昇で空気が膨張して密度が小さくなり、離陸に必要な揚力が得にくくなるのが原因だという。

 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、温暖化で最も気温上昇が深刻になるケースとして、2100年までに現在よりも4度以上高くなると試算。チームによるとこの場合、今世紀後半には、一日の中で最も気温が高い時間帯に離陸する航空機のうち1~3割が、0・5~4%の積載量削減を迫られるとしている。
【写真】 気温が約50度に達し、欠航が生じた米アリゾナ州フェニックスの空港=6月20日(UPI=共同)

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