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モンゴルに恐竜の巣密集地 アジア最大、集団子育てか 

2019年07月10日18時27分
 筑波大と北海道大などの研究チームは10日、モンゴルのゴビ砂漠で、テリジノサウルス類とみられる恐竜が集まって産卵した「集団営巣地」の跡を発見したと発表した。約300平方メートルの範囲に幅1メートルほどの巣の化石が少なくとも15個見つかり、アジア最大規模という。

 チームは2011~18年、白亜紀後期の地層を発掘し、巣の化石が密集する場所を発見。それぞれの巣から同時期に産んだとみられる直径13センチほどの卵の化石が複数見つかり、30個を確認できた巣も。ひなが殻を割って出たとみられる穴がある卵も多く、親が集団で行動し、ひなを天敵から保護していたと推定される。
【写真】 研究チームがモンゴルのゴビ砂漠東部で発見した恐竜の集団営巣地の跡=2014年8月(筑波大提供)