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南極隊、氷河融解の謎に挑む 気候変動影響か、観測開始 

2019年12月10日19時36分
 【南大洋共同】南極大陸の昭和基地へ向かっている観測船「しらせ」に乗る第61次南極観測隊は9日(日本時間10日)、気候変動により融解が懸念されている「トッテン氷河」沖合で観測を始めた。氷河が全て解けると、海面が約4メートル上昇するとされる。融解の仕組みを調べ、将来の予想につなげる。

 観測チームの責任者を務める国立極地研究所の田村岳史准教授(40)によると、トッテン氷河の先端は海上に張り出した状態で、その下に比較的暖かい海水が流れ込むことで、解けているとみられる。しかし、これまでは観測が十分には進んでおらず、詳しい仕組みは分かっていない。
【写真】 海氷の位置データなどを測る「海氷ブイ」の設置作業をする南極観測船「しらせ」の乗組員=9日、南極海(共同)