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南京追悼式典に最高幹部は不参加 対日に配慮、2年連続 

2019年12月13日16時25分
 【南京共同】旧日本軍の中国・南京占領から82年となる13日、中国政府は江蘇省南京市の「南京大虐殺記念館」で犠牲者を追悼する国家追悼式典を開いた。昨年に引き続き、習近平国家主席ら最高指導部メンバーは参加を見送った。今月下旬の安倍晋三首相の訪中や来春に予定される習氏の国賓訪日を控え、日中関係に配慮した。

 追悼式典で黄坤明・共産党中央宣伝部長が演説し「日本の中国侵略は前例のない巨大な災難を中国人民にもたらし、南京大虐殺だけで30万人の同胞が殺りくされた」と指摘。

 一方「両国関係は新たな発展の機会に直面している。新時代の要求を満たす中日関係を築くべき」と述べた。
【写真】 中国江蘇省南京市で開かれた南京大虐殺の犠牲者を追悼する式典=13日(共同)