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あの、世界を感動させた木下大サーカスがさらに進化して8年ぶりに宮崎に大上陸!!
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「常に最高であり続ける誇り」…創業者の心を継承して創立114周年。木下サーカスが伝統のなかで磨きあげ、鍛えあげてきた名人芸と、世界一流の海外アーティストたちが競演するダイナミックなスペクタクル・ショー。興奮と感動に満ちた栄光1世紀をこえた114周年の記念ツアー、木下大サーカス8年ぶりの宮崎での公演です。 子供たちに楽しい夢を、若者にバーチャルではない迫真のライブ芸の魅力を、壮年の方たちには去りし日の想い出と感動を!お子様の感動情操教育の場として最適です。世代を超えて共感をわかち合えるひとときを、ぜひおそろいでお楽しみください。
夢と勇気と感動と。熱き挑戦者たちの奇跡のステージ!
※交替芸により、プログラムに変更がございます
※観覧日前日(休演日除く)に指定席の予約を下記予約専用番号にて受付します。
TEL.0985-25-0153(予約専用番号)
宮崎市新別府町江口862-1 イオンモール宮崎特設会場
車 フェニックス・シーガイヤ・リゾートより 約10分
バス JR宮崎駅東口バスのりば乗車 約10分(大人220円・小人110円)
たくさんのご応募ありがとうございました!!!
真っ暗な会場で獣のうなり声が聞こえる。緊張する観客。突然照明が付くと、目の前に8頭のライオン。客席から一斉に歓声が沸く。木下大サーカスの目玉「奇跡のホワイトライオン世界猛獣ショー」=写真=の始まりだ。
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8頭のうち4頭は遺伝子変異によるとされ、世界的にも珍しい全身が白のホワイトライオン。柵の中とはいえ、牙をむき出し、雄たけびを上げる姿は迫力満点だ。ただ、芸が始まると、台に座って前足を上げる決めのポーズをし、たるの上をバランスよくコロコロ転がる。百獣の王らしからぬ愛らしいしぐさも、このショーの見どころだ。
ボウリングのピンに似たクラブ6本を回転させながら順々に投げ上げる。キャッチするだけでも難しそうなのに、額に乗せたり、かかとで蹴り上げたりと妙技を連発。9本の輪を扱うときには、高さ7メートルほどに放り投げては1本ずつキャッチし、首にもかけてしまう。さまざまな物をお手玉のように操るジャグリング。この演目は、テンポ良く技が繰り出されるのが特徴だ。
一押しはハット(帽子)のジャグリング=写真。客席に放り投げられると、回転がかかってフライングディスクのように演技者の手に戻っていく。こんなふうに、5個のハットを脱いでは投げ、戻ってくるハットをつかんではかぶる。しかもステージを歩きながら。音楽の終了と同時にキャッチが決まると、割れんばかりの拍手が湧き起こる。
「坂綱」は木下大サーカスでも古い演目の一つで、約80年前から代々受け継がれてきた。奈良県・東大寺落慶法要にも奉納されたことがある“古典芸”だ。
高さ10メートルの場所に張られた長さ17メートル、直径3センチの細長い綱が舞台。30度の傾斜がついており、団員は足の親指と人さし指で挟んで上っていくが、素人は2、3歩進むだけで指が痛くなるそうだ。 上り始めると、団員の体の重みで綱が上下に揺れる。手に持つ番傘で上手にバランスを取っているのだが、命綱を着けていても落ちはしないかとハラハラさせられる。そんな心配をよそに、後ろ向きに滑り降りたり、あおむけになったりとアクロバティックな技を連発。究極のバランス芸に、客席からは感嘆の声が漏れる。
ロック調のダンスが始まると、オートバイショー=写真=の幕開けだ。モトクロスタイプのバイク2台がスポットライトを浴びながら、直径7メートルほどの鉄網の球体「アイアンホール」へ入っていく。
2台はホール内側に張り付くように旋回。いきなり張り裂けるような爆音が響き、バイクのライトが光の線になって縦横に駆け巡る。バイクは遠心力が働き落下しないとされる時速30〜50キロで走る。 その後、3台目がホールに入った。一番の見どころは、2台がすれすれの距離で並走しながら横回転し、もう1台がその間を縫うように縦回転する場面。観客の緊張感は最高潮に達する。少しでもハンドル操作を誤れば、大クラッシュは避けられない。常に危険と隣り合わせの過酷なショーでもある。
ブランコをつかんで高さ13メートルの台から空中に飛び出す。振り子の要領で勢いをつけてブランコを手離すと、向かい側で待ち受けていた受け手がキャッチ=写真。見上げるような高所で、ダイナミックな技が次々と繰り出される。
ピエロも姿を見せ、かわいらしい効果音とともに勢いよく飛ぶ。しかし、受け手とのタイミングが合わずに落下。ひやっとするが、落ちた先は約10メートル下のネットだった。ピエロはすぐに跳ね起き、ブランコ台まで一気によじ登って会場を沸かせる。 クライマックスでは、飛び手と受け手が共に目隠し。観客が固唾(かたず)をのんで見守る中、左右から2人が同時にジャンプする。空中ブランコは“サーカスの華”と言われるが、それだけの魅力がたっぷりと詰まっている。
インドを思わせるエキゾチックな衣装をまとった女性がフラフープを回しながら玉に乗って登場する。続いて姿を見せたのは、ラオスからやってきた雌のワッサナーちゃん。こちらも頭や背中、足に同じような衣装を身に着け、鼻で器用に2本のフラフープを回している。
ワッサナーちゃんは前脚を伸ばし、客席に向かって「こんにちは」のあいさつ。続いて小さな台が出され、足を乗せると、何とそこで逆立ちをしてみせた。当然、客席から拍手喝采を受ける。 今度は客席に振り向くと後ろ足で立ち上がり、巨体を揺らしながら歩き始める。体重2.8トンの象が歩く姿は迫力満点だが、どこか滑稽でもある。さらに立ったままリボンを鼻で回す芸も披露し、再び観客を喜ばせていた=写真。
ステージに黒いマントをまとった男性が現れ、辺りに不気味な雰囲気を醸し出している。その男性が、人の背丈ほどの黒い箱に女性のマネキン人形と犬のぬいぐるみを入れ、何度か回転させた。すると次の瞬間、箱から本物の犬を抱いた女性が登場した。
驚きは続く。今度は筒状の箱に女性が入り、男性が厳重に鍵を閉めた。次いで箱を横に倒すと、何と男性が次々にプレートを箱に差し込んで七つに分割。一体、女性の体はどうなったのか? 箱の中を見ても、姿が消えている。そこで分割された箱をつなぎ合わせると、女性が何事も無かったかのように中から出てきた=写真。 興奮より感嘆。沸き立つような演目が続く公演で、「スーパーイリュージョン」の技は、異彩を放っている。
中が空洞になったロール状の輪を両端に付けた長さ10メートルほどの鉄パイプが中央部分を固定され、クルクルと回転する=写真。輪は直径2.4メートル、幅70センチ。驚かされるのは、両端の輪に男性各一人が入っていること。回転が速まれば輪の中で走らなければならないが、2人は命綱も付けずに平然とやってのける。
鉄パイプが回り、片方の輪が頂点にくると、高さはステージから約15メートルにもなる。そんな難所で、2人は輪の中で逆立ちをしたり、輪の外に出て歩いてみせたりする。 終盤になると、難易度はぐっと上がる。まずは男性が目隠し。鉄パイプが回転する中、勘を頼りに輪の外を歩く姿にはハラハラさせられる。極め付きは頂上部分での縄跳び。ジャンプする度に、観客から悲鳴も上がる。
オープニングショーの後、最初に行われる演目が「七丁椅子の妙技」だ。高さ約2.5メートルの台に、木製で背もたれが付いた4本足の椅子を一つ一つ、上下でかみ合わせるように積み上げていく。
演じる団員は自ら台に乗って補助役から椅子を受け取り、3、4脚ほど重ねたところで最初の倒立。椅子の上でピンと足を伸ばすと、床からの高さは約4〜5メートルほどになる。 その後も団員は、積み上げてはしごのようになった椅子によじ登りながら、さらに積み増していく。見せ場は6、7脚目。わざと斜めに置くため、椅子をつかむ左右の手の高さが異なり、倒立の難易度はぐっと上がる。それでもゆっくりとバランスを取り、無事成功。この時、高さは約8.5メートルにもなっていた=写真。
カラフルなシャツに、ぶかぶかのズボンをはいた男性と、真っ青の髪にしま模様のタイツの女性。2人のピエロの格好は滑稽で、愉快な気持ちにさせてくれる=写真。
空手芸では、分厚い木の板を思いっきりチョップして割ったと思いきや、あらかじめギザギザの割れ目が入っていた。今度は本物の板をたたくと失敗し、巨大に腫れた手が出てくる。ピエロのそばにはいつも「笑い」がある。 驚きの芸もある。ジャグリングでは、ボウリングのピンに似たクラブを2人でテンポよく投げ合う。女性1人がお手玉の要領でやっていると、男性が後ろからクラブを横取りしては元に戻すという離れ業を披露。客席の興奮を呼んでいた。
〒880-0805(10/5まで)宮崎市橘通東3丁目6番19号 ESTⅡビル4F
〒880-0834(10/6から)宮崎市新別府町江口862-1 イオンモール宮崎特設会場
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