【評】綾町の出初め式の終盤、制服に長靴を履いた消防副団長。両手に持つ紅白の旗の合図で、団員たちは上下に放水を行う。何となく緊張感がなく、まったりとした時間が過ぎてゆき、柔らかい冬の日差しからは、のどかな雰囲気が伝わってくる。作者もこの情景に溶け込み、肩の力を抜きながら撮影できたのではないだろうか。(写真部次長 中島雅隆)