【評】世界中の野生動物が集まる動物園は被写体の宝庫だ。作品づくりに困ったら、足を運ぶといいが、テーマを持たないと時間の無駄になることもあるため注意したい。動物の擬人化した表情を狙うこともあるが、この作品のように、体の造形美と色の美しさに狙いを定めるのもいいだろう。背景をうまく処理して主役を引き立たせ、色のグラデーションや羽の質感など繊細な部分まで美しく表現されている。 (写真部長 中島雅隆)