【評】古代の武人に重宝された「日向の駒」が、よみがえっている。空と海の境が混然となった気象で、反射する海と大気の黄土色が壮大な舞台照明をつくり出した。シルエットから見えるたくましい体形に、時代が変わろうと頑固に血を受け継ぐという意思すら感じる。タイトル作りにも思いを込めてほしい。(写真部次長 沼口啓美)