【評】「盆や正月に帰らなくとも、夏祭りは帰れ」と言われている、一之宮都農神社の夏祭り。その祭りが最高潮を迎える最終日の宮入りの時、太鼓台の激突寸前がベストな位置から撮られている。見守る見物人や担ぎ手を熱気が包む中、背後に青白く立つ鳥居が効果的だ。祭りのエネルギーが一瞬静止するだけに、見下ろす神の存在が大きく感じる。(写真部次長 沼口啓美)