【評】古典的な彩色日本画を思わせる美しい写真。暗い水面に浮かぶモミジが等間隔で、黄葉の色合いも似て穏やかで静かな世界だ。美しすぎる作品になったのが残念。水紋を与える。超低速度で魚を動かす、などと手法を凝らして挑むべきだ。被写体に対し納得と否定を繰り返し、作品として昇華していく。(写真部次長 沼口啓美)