【評】重々しいかやぶき家の前を、児童たちが軽やかに駆け抜けようとしている。家の歴史という時間と、若い命の瞬間という時間が撮られている。作品の面白さはそこにある。速度優先に設定し、より低速にすると児童の動きのブレが大きくなり、家との対比が強調され写真的な魅力が増す。機能を駆使して表現法を広げてほしい。(写真部次長 沼口啓美)