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バリーカレボーが2018/19年度Forever Chocolate Progress Reportを発表

バリーカレボーが2018/19年度Forever Chocolate Progress Reportを発表

AsiaNet 82024 (2461)


【チューリッヒ2019年12月6日PR Newswire=共同通信JBN】
バリーカレボーは原料の50%以上を持続可能な方法で調達

*原料の51%を持続可能な方法で調達
*17万6000超のカカオ農園の位置・社会経済データをマッピング
*農家グループの26%が児童労働を予防、監視および是正するシステムを持つ
*生産増加の一方でカーボンフットプリントを6.7%削減
*250万本以上の緑陰樹とカカオの苗木を配布

高品質なチョコレートやココア製品で世界をリードするメーカー、バリーカレボー(Barry Callebaut)は6日、2018/19会計年度に同社が使用するカカオの47%と他の原料の54%を持続可能な方法で調達したことを発表した。調達に関するこの成果はバリーカレボーのForever Chocolate Progress Report 2018/19(2018/19年フォーエバーチョコレート・プログレス・リポート)のハイライトである。このリポートは同社が2016年にForever Chocolateプランを立ち上げて以来3回目の経過報告で、持続可能なチョコレート生産を標準にするためのグループの進捗状況を追跡している。

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バリーカレボーの最高経営責任者(CEO)であるアントワーヌ・ド・サンタフリーク氏は「当社の使用する原材料の半分以上は持続可能な調達によるもので、2025年までの100%持続可能なチョコレートの実現に向けて順調に進んでいる。これは素晴らしい成果であり、持続可能性が当社の事業戦略の中核にあることを示している」と述べた。

バリーカレボーのチーフ・イノベーション・オフィサー、持続可能性および品質管理責任者兼グルメ・グローバルヘッドであるパブロ・ペルバーシ氏は「過年度は、持続可能なチョコレートのサプライチェーンに転換点を生み出すことになると当社が信じる大規模で革新的なプロジェクトに注力した。当社の進捗リポートは、この注力が奏功し、カカオ農業従事者、カカオ農業コミュニティーおよび当社サプライチェーンの全関係者に対し、明確な影響を実際に創出していることを示している」と述べた。

Forever Chocolateは、2025年までの達成を目指す、チョコレートのサプライチェーンの最大の持続可能性課題を是正する以下の4つの野心的な目標に基づいている:
1. 50万人超のカカオ農業従事者が貧困(注1)から脱出
2. サプライチェーンのから児童労働(注2)を根絶
3. カーボン・フォレスト・ポジティブになる
4. 全製品で100%持続可能な原材料を実現

2018/19年度に達成したマイルストーン

▽2025年までに100%持続可能なチョコレートを実現

バリーカレボーが調達する全原材料農産物のうち、2018/19年度は51%が持続可能な方法で調達された。グループはカカオ豆の47%(2017/18年度は44%)を持続可能性プログラムを通じて調達した。このパーセンテージにはグループのCocoa Horizonsプログラム、顧客の独自のプログラムおよびUTZ Certified、レインフォレスト・アライアンス(Rainforest Alliance)、フェアトレード(Fairtrade)およびオーガニック(Organic)などの外部認証機関が含まれる。さらに、バリーカレボーは非カカオ原材料農産物の54%(2017/18年度は44%)を持続可能な方法で調達した。これには各原材料の持続可能性認証スキームの利用が含まれる。

▽50万人超のカカオ農業従事者が2025年までに貧困から脱出

50万人超のカカオ農業従事者を2025年までに貧困から脱出させるため、グループはサプライチェーンに含まれるカカオ農家のマッピングを行っている。2018/19年度末の時点で、グループは17万6984の農園と農業従事者の全データをデータベース「Katchile」に入力した。このデータベースは、位置、農園規模、カカオ農園と農業従事者の社会経済および世帯のデータに関する主要なインサイトを提供する。このデータによりバリーカレボーは、Farm Business Plans(農園事業プラン)とFarm Services(農園サービス)によって生産性を向上させる方法について個々の農園のレベルに応じたオーダーメードのアドバイスを提供することができる。

1万6000人を超す農業従事者がFarm Business Plansを導入しており、コートジボワール、ガーナ、カメルーン、ブラジル、インドネシアの4万9909人(303%増)の農業従事者はコーチングや道具、苗木、融資などの提供を含む農園サービスの利用が可能である。HORIZONS(ホライズン)製品の購入によるプレミアムは1500万スイスフラン(40%増)の基金を創出した。これらのプレミアムにより、13万5000人超の農業従事者が生産性向上と収入増に重点を置いたプログラムに参加することができた。これらのプレミアムはまた、児童労働感作プログラムに資金を供給し、2万7448人の農業従事者を訓練した。世界銀行が国際貧困ラインと定める1日1.90ドルに照らし、バリーカレボーは同社サプライチェーン内の18万4623人のカカオ農業従事者が貧困を脱したと見積もっている。

▽2025年までにバリーカレボーのサプライチェーン内で児童労働(注3)を根絶

バリーカレボーは、コートジボワールとガーナの1万6710人の農業従事者を含む42の農業従事者グループをカバーする、同社のカカオの直接的サプライチェーン内で児童労働の監視および是正システムを展開した。第三者(UTZ Certifiedなど)が管理する監視および是正システムを導入している農業従事者グループを含めて、2018/19年度にグループが直接調達した農業従事者グループのうち計26%が児童労働を予防し、監視し、是正するシステムを備えており、116%の増加となった。バリーカレボーが第三者サプライヤーから調達したカカオおよび非カカオ原料量の37%は、同様の児童労働監視システムを導入していた。

バリーカレボーは検討中の年度に、同社のカカオサプライチェーン内で3867件(9%減)の児童労働を確認した。全てのケースで児童は家族農園を手伝っていたが、これは国際労働機関(ILO)が定義する最悪の形態の児童労働に該当した。確認されたケースの全てにおいて是正への準備が進行中で、報告されたケースのうち2333件に対し是正(注4)が有効化された。

▽2025年までにカーボン・フォレスト・ポジティブになる

2025年までに二酸化炭素排出量を吸収量が上回るという目標を追求するバリーカレボーは、2018/19年に企業の二酸化炭素換算(CO2e)フットプリントを910万トンから849万トンに削減し(6.7%減)、その一方で生産量は5.1%増を達成した。

この成果の主要な推進力となったのは、土地利用変更によるCO2e排出量削減、工場でのCO2e強度削減、および乳製品のCO2e強度削減だった。製品1トン当たりのCO2e強度も4.45から3.92に減少し、さらにスコープ3の(カーボン)インセッティングプロジェクトも寄与し、この数値は3.88(13%減)に低下した。グループの工場62件のうち17件が100%再生可能エネルギーで稼働している。

コートジボワールとガーナで、グループは、直接サプライチェーン内の森林保護区から25キロメートル以内にある合計4万7182カ所のカカオ農園のマッピングを確立した。その上、バリーカレボーはコートジボワールとガーナで180万超の若いカカオの苗木を配布した。さらに同社はコートジボワールとガーナでの再植林のために約75万本の緑陰樹を配布した。コートジボワールでの「Initiative For Sustainable Landscapes(持続可能な景観のためのイニシアチブ、ISLA)」プロジェクト支援を通じ、違法なカカオ栽培を排除し自然林の再生を促すことにより、バリーカレボーは6280ヘクタールの原生林保護を助け3800ヘクタールの森林を復活させた。グループが調達し、森林破壊に関与していないことが証明された原材料の割合は37.6%である。

▽第三者機関による保証

GRI Standards(GRIスタンダード)のCore Option(中核オプション)に準拠して作成されたバリーカレボーの2018/19年度Forever Chocolateプログレス・リポートとGRI REPORT 2018/19は、PwCによる独立認証を受けている。

2018/19年度Forever Chocolateプログレス・リポートの全概要の閲覧は以下を参照:http://bit.ly/Forever-Chocolate-18-19

(注1)世界銀行が極度の貧困ラインと設定する1日1.90米ドルに照らした貧困状態から脱したカカオ農業従事者の数。

(注2)国際労働機関(ILO)によれば、児童が従事する全ての労働が根絶の対象となる児童労働に分類されるわけではない。「児童労働」という語は、児童から子供時代、潜在可能性、尊厳を奪い、就学を妨げ、心身の発達に有害な労働と定義されることが多い。重い荷物の運搬または化学物質の使用などの行為は児童に身体的な危険を及ぼすため、「容認できない形態の児童労働」とみなされている。

(注3)国際労働機関(ILO)によれば、児童が従事する全ての労働が根絶の対象となる児童労働に分類されるわけではない。「児童労働」という語は、児童から子供時代、潜在可能性、尊厳を奪い、就学を妨げ、心身の発達に有害な労働と定義されることが多い。重い荷物の運搬または化学物質の使用などの行為は児童に身体的な危険を及ぼすため、「容認できない形態の児童労働」とみなされている。

(注4)https://cocoainitiative.org/wp-content/uploads/2017/05/ICI-CLMS-Effectiveness_15_May.pdf.

i)児童を対象とする個別是正、ii)特定の児童の家族を対象とする世帯是正、およびiii)コミュニティーレベルの是正を含む是正活動の概要は33ページを参照。

▽バリーカレボーグループ(Barry Callebaut Group)について(www.barry-callebaut.com )
チューリッヒに本社を置くバリーカレボーグループは、カカオ豆の調達や加工から、フィリング、デコレーションおよびチョコレートのブレンドを含む最高級チョコレートの生産までを一手に引き受ける、世界有数の高級チョコレート/ココア製品メーカーである。2018/2019会計年度の年間売上高は、73億スイスフラン(65億ユーロ/74億米ドル)に達する。同グループは、世界各地に約62カ所の生産施設があり、世界中に1万2000人以上の従業員を有する。

バリーカレボーグループは、産業食品メーカーから、ショコラティエ、パティシエ、パン職人、ホテル、レストランやケータリングなどのチョコレート職人や専門業者まで、食品業界全体に貢献している。これらグルメ業界の顧客の個別ニーズに対応する2つのグローバルブランドが、Callebaut(R)および Cacao Barry(R)である。

バリーカレボーグループは、将来のココアの供給を支え、農家の生活改善をサポートするために、2025年までに持続可能なチョコレートの生産が標準となるよう取り組んでいる。その目標に向けてココア・ホライズン財団を支援し、ココアとチョコレートの持続可能な未来を形作っている。

バリーカレボーグループについては以下を参照:

Twitter(https://twitter.com/BCgroupnews
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ソース:The Barry Callebaut Group