国際交流イベント「みやざきインターナショナルフェスタ~ワールドテラス~」(宮崎青年会議所主催)は12日、宮崎市の宮崎中央公園であった。本県で暮らす外国人が各国の文化を紹介するブースを出展。ダンスや音楽のステージもあり、多くの家族連れらが異文化交流を楽しんだ。
会場ではベトナム、中国、フィリピンなどの本県在住者が自国の食品を販売したほか、国際交流団体が世界の楽器やおもちゃを展示。外国語指導助手(ALT)のブースには、英国の有名人クイズやカナダの地図をかたどったパズルが用意され、子どもたちがALTと簡単な英会話でコミュニケーションをとりながら海外の文化を学んでいた。
日本文化の体験コーナーでは、外国人らが浴衣を着て記念撮影する姿も。ステージでは、県ベトナム人協会と同会議所太鼓同好会による和太鼓演奏などがあり、会場を盛り上げた。
母と2人で来場した宮崎日大高英語進学科2年、甲斐日陽依(ひより)さん(16)は「好きな音楽グループを通して欧米の文化に興味を持つようになった。国や地域によってまったく違う文化があり面白い」と話していた。
【写真】本県在住外国人と市民が交流を深めた「みやざきインターナショナルフェスタ」