日向市・日知屋東小(平田哲校長、517人)5年生は17日までの3日間、同校で「究極の弁当づくり」に挑戦した。こどもたちは門川高生と一緒にピーマンやマグロなど地元特産の食材を丁寧に調理。食品ロス削減にも配慮した弁当を作り上げた。
同小5年生は本年度、キャリア教育の一環として「日向市の食について考えるプロジェクト」に取り組んでいて、地域の農業や漁業、食品ロス対策を学習。そこから「フードロスを減らす」など究極の弁当に求めるものを考え、門川高総合学科生活学科系列生がメニューに仕上げた。
16日は5年2組の児童31人と同系列の3年生13人が8グループに分かれ、おかずを一品ずつ調理。子どもたちは包丁の使い方を教わりながら8品を完成させ、持参した弁当箱に詰めて味わっていた。
種まで食べる「丸ごとピーマン」を作った金丸由来(ゆら)さん(11)は「ピーマンはあまり好きじゃなかったけど甘みがあって種まで食べられた」と満足していた。
【写真】「丸ごとピーマン」を作る日知屋東小の児童と門川高の生徒