串間市ウオーキングクラブ(中川研児代表)は8日、同市大納の瀧山(たきさん)神社(名谷神社)の参道で新年のウオーキングイベントを開いた。参加した市民ら34人は、豊かな自然や厳かな神社の雰囲気を楽しんだ。
健康増進や市内の史跡への理解につなげようと開催。参加者は同神社の麓にある、国道448号沿いの鳥居近くで準備体操をした後、社殿までの約1・7キロの山道を登った。晴天の中、スギやイチョウ、タラの木などを観察しながら、自分のペースで歩いた。
社殿に着くと、串間史談会理事の松岡勝矩さん(77)が神社の歴史を説明。その後、さい銭を投げ入れて無病息災などを祈り、社殿の裏にある高さ約10メートルの滝などを眺めた。
家族3人で参加した同市西方の会社員、西知絵美さん(47)は「空気がきれいで神秘的な雰囲気。今年小学生になる長女の健やかな成長をお願いした」と話していた。
【写真】自然を満喫しながら瀧山神社参道を歩く参加者