宮崎市の大淀川学習館で、昆虫になったような写真などが撮れる、「変身しよう! みんなの生き物アート展」が開かれている。親子らがスマートフォンなどで楽しんでいる。2月12日まで。
コロナ禍で展示する生物と触れ合う機会が減っていることから、その気分を味わうことで自然に親しむきっかけづくりになればと、3年前から行っている。
会場の2階、企画展示室に五つの撮影スポットを設置。子供の大きさに合わせ拡大したトンボやチョウの羽が貼られたコーナーでは自分が昆虫になったような写真が撮影できる。
今回初めて設置した、水槽にゴーグルや魚の絵を配置したコーナーは、ゴーグルに顔を合わせて撮影すると水中に潜っている雰囲気が味わえる。正月休みに東京から訪れた飯牟礼げんきちゃん(5)は「魚やトンボと写真が撮れて楽しかった」と笑顔を見せていた。
【写真】生物と触れ合う気分が味わえる「変身しよう! みんなの生き物アート展」