串間市の道の駅「くしま」と日南海岸の景観を維持する市民団体「日南海岸地域シーニックバイウェイ推進協議会」、道路の美化活動などに取り組む「道守(みちもり)みやざき会議」の3団体は8日、同道の駅や周辺の道路で美化活動を行った。各団体の関係者や同市・福島高の生徒らが、道路周辺の景観をきれいにした。
景観や道路を生かした地域づくりを学ぶ市民講座「日本風景街道大学」の一環で、同市では初めて実施。参加した約60人はパンジーやキンギョソウなどを同道の駅のプランターに植栽し、仲町商店街などの道路でごみを拾い集めていた。
同協議会の中村安男顧問は「今後も串間で美しい道づくりのための活動が広がることを期待している」と話していた。
【写真】プランターに花を植える美化活動の参加者ら