日本プロサッカー選手会(東京)は、昨年発生した台風14号災害からの復興に役立ててほしいと、延岡市に義援金50万円を寄付した。4月28日には同選手会を代表してサッカーJ3・テゲバジャーロ宮崎の藤武剛選手(24)が市役所を訪れ、読谷山洋司市長に目録を手渡した=写真。
同選手会は全国の豪雨災害被災地を支援するため、昨年9月26日~12月18日に、選手のスパイクやユニホームなどを出品するチャリティーオークションを実施。収益の一部をJリーグクラブに縁のある地域かつ、著しい被害のあった同市を含む全国の10自治体に寄付した。同市ではサッカーJ2・ベガルタ仙台が春季キャンプを張っている。
贈呈式で目録を受け取った読谷山市長は「貴重な浄財をありがとうございます」と謝辞を述べ、藤武選手に感謝状を手渡した。藤武選手は「災害で悲しい思いをした方々の生活復旧に役立ててほしい」と話していた。