西都市の中心市街地を盛り上げようと、一般社団法人まちづくり西都KOKOKARA(西山卓男理事長)は「西都夜市」を小野崎通りで開催している。家族連れなどリピーターも増え、街での開業希望者が試験出店する場にもなっている。
コロナ禍で減った人出を戻そうと昨秋から始まり、隔月で原則第4日曜日の午後3~8時に開催。キッチンカーのほか雑貨、古本などの物品販売、小物作りなどのワークショップの出店が毎回約20店舗あり、多くの人でにぎわっている。
街での開業希望者にテントやテーブルを貸し出し、仮出店で手応えを図ってもらう機会にもしており、西都商工会議所青年部の齋藤幸紀会長(41)は「商店街の店を夜市での来場者に知ってもらう機会にもなっている」と話す。
次回は27日午後4~9時に開催。親子で楽しめる体験型イベントと連動し街を盛り上げる。KOKOKARAは「日常の延長で気軽に訪れて楽しめる催しにしたい」としている。
【写真】多くの出店、来場者でにぎわった今年6月の「西都夜市」