串間市都井岬の県道で車にはねられた後、リハビリを経て２４日に野生に戻った国天然記念物の岬馬は、他の馬と一緒に元気な様子を見せている。

　４歳雌で、４月３０日に岬内にある小松ケ丘の駐車場近くで事故に遭った。その後は柵の中に隔離されて獣医師の治療を受け、リハビリを続けていた。歩行にぎこちなさが無くなったことから、伝統行事「馬追い」に合わせて外に出した。

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【写真】骨折から回復して柵の外に出る岬馬（串間市提供）