都城市のNPO法人「どんぐり1000年の森をつくる会」(平原洋和会長)は18日、同市山之口町の青井嶽国有林で女性対象の植樹会を行った。
植樹したのは同会の「どんぐり株券」を購入した株主460人が10年前、1万4500本の広葉樹を植えた広さ0・3ヘクタールの場所。5年間下草刈りを行い経過観察してきたが生育が悪いため、再生するのが狙い。
「ガイアの森植樹会」と銘打ち65人が参加。コナラやクヌギ、ヤマザクラ、イチイガシなど530本を2時間ほどかけて植え込んだ。
会が用意した温かいスープとパンで昼食を取った後、会員らは子どもたち10人ほどにどんぐりを使った工作を指導した。德永貢事務局長は「大地の女神ガイアにあやかり女性パワーで森を再生したい」と話していた。
【写真】ガイアの森植樹会で広葉樹の苗木を植える参加者(どんぐり1000年の森をつくる会提供)