地域の防災意識向上を図ろうと、小林市の真方1区社会福祉協議会は6月25日、防災講座を真方地区体育館で開いた。住民約50人が参加し、市危機管理課の赤松勝哉防災専門員が自主防災組織などについて説明した。
赤松防災専門員は防災について「地域の特徴を踏まえて考えることが重要」と強調。参加者は地図を見ながら、大雨による浸水などが発生しそうな危険箇所を検討した=写真。自主防災組織については、人員の確保や育成が難しいとした上で、「積み重ねて定着させることが大事」と述べた。
同区防災部長の高田修さん(72)は「災害が少ない地区なので、自主防災組織の活動を盛んにし、住民にも浸透させていきたい」と話していた。