団体は、県内外の病院、保育所などで働く助産師7人が、予期せぬ妊娠や子どもたちの性被害などに直面する中で、性教育の必要性を切実に感じて3月に結成。性的行動だけではなく、ジェンダーや人権など幅広い内容を含む「包括的性教育」を訴えている。
イベントは「0歳から始める性教育」と題し、7月17日午前10時~午後4時、宮崎市男女共同参画センター「パレット」で入場無料で開く。助産師によるセミナーのほか、性教育に関する絵本の紹介やベビーマッサージ、赤ちゃんのはいはい競争などを予定する。
水野代表=延岡市=は「性教育は、生きていく上で知っておかなければならないことだが、学校では踏み込んだ話がされていない。小さいうちから自分を守り、相手を大事にできるよう、きちんとした理解が必要」と話している。
また、団体は7月18日を「性教育を考える日」に制定しようと、活動している。制定やイベント開催のための協賛金を募っている。水野代表(電話)080(3990)0723。
【写真】「0歳から始める性教育」のイベントに向け、準備を進める「日本いのち心アカデミー協会」の水野弥生代表