障害のある児童生徒の作品を集めた「世界の子どもたちのアート展」(インクルージョン実行委主催)は、宮崎市の宮崎ブーゲンビリア空港1階オアシス広場で開かれている。7月11日まで。
共生社会の実現を目指す取り組みとして、障害者団体や航空会社などが協力して開催。世界12カ国と国内の計130団体から集まった約千作品を全国28空港に分散し巡回展示している。
同空港の会場には、夜空に輝く星々をカラフルに描いたイラストや富士山のモザイクアートなど、子どもたちが自由な発想で表現した約100点が並ぶ。今月中旬以降には作品数を増やし、県内の特別支援学校の児童生徒による作品も展示される予定。
南北ちとせ実行委員長(45)=東京都=は「多くの色彩豊かな作品を通じて、子どもたちの心の華やかさを感じてもらいたい」と話していた。
【写真】宮崎ブーゲンビリア空港で開かれている「世界の子どもたちのアート展」