休館していた串間市市木温泉「たぎり荘」を清水直樹（40）、千代（36）さん夫婦が5年ぶりに再開させた。幸島のサルを半世紀以上見守り続けた故三戸サツヱさんが経営していた民宿。時計、テレビを一つも置いていない2人は、「三戸さんの『自然はもの言わぬ教師である』という遺志を引き継ぎたい。お客さんが時間を気にせず、市木の景色、波の音、鳥の鳴き声などを楽しめる宿にしたい」と意気込んでいる。

(詳細は13日付朝刊または携帯サイトで)

【写真】再開した温泉宿の入り口に故三戸サツヱさんの写真を飾る清水さん夫婦