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第8代都城市議会議長に就任した 江内谷満義(えないだに・みつよし)さん

2020年2月17日
 「市民の安全安心、幸せのため29議員一丸となりたい」。明朗な語り口で何度も「原点に返って」と口にした。

 「議員は地域に入り込んで現状を把握している。市民の声を拾い上げ、夢や希望に応えるのが使命。常任委員会を通じ政策提言を行うなど議会も前向きに変化している」と強調。行政に対しては「チェック機能を果たすのは当然だが、情報の交換や共有を密にして市民の政治不信や無関心を払拭(ふっしょく)したい」と呼び掛ける。

 都城志布志道路の整備とともに、自身の地元では工業団地造成が進む。「『南九州のリーディングシティ』として確実に発展しつつあり伸びしろもある。中心市街地、都城インターチェンジ(IC)周辺の『サブシティ』、そして周辺部の均衡ある発展に努力する」と力を込める。

 高校を卒業して旧高城町職員となり、20年近くを社会教育分野で過ごした。旧都城市などとの合併と同時に56歳で職を辞し、新市初の議員選挙に出て連続4期当選。「行政にいた時から幅広い年齢層の住民に対応し夢や希望、幸せにつながるよう尽くしてきた。議員の仕事も変わらず、その延長と再認識する日々」と話す。

 生粋のスポーツマン。若い頃は延岡西日本マラソンなどにも出場し2時間半ほどで走った。今は毎日1万歩を自らに課す。「体が動かなくなったら議員の辞め時」と体力維持の努力をいとわない。「継続は力なり」がモットー。スポーツに熱中する孫の活躍に目を細める。都城市高城町桜木に妻(70)と2人暮らし。70歳。



【写真】第8代都城市議会議長となった江内谷満義さん

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