陸上自衛官を志し、中学卒業後間もない少年らが、集団生活を送りながら勉学や訓練に励む「陸上自衛隊高等工科学校」(神奈川県横須賀市)。生徒の保護者らを中心に組織し、学校運営や生徒募集活動などをサポートする「全国生徒育成会連合会」の2代目会長に1月就任した。同会発起人でもある初代会長は、設立から40年間職務を全うした功労者。後任に重責を感じつつも「国防の一端を担うため努力を続ける生徒たちの力になりたい」と意欲を見せる。
日向市出身。地元の富島高卒業後、陸自入りし4年間従事。レンジャー訓練などを修了した。同工科学校との縁は1996年、長男の入学がきっかけ。当時、同会副会長を務めていた陸自時代の先輩の誘いで、初年度から理事を拝命。活動の中で「日本国民としての本質を学ばせてくれる」同校の教育方針に共感した。長男の卒業後も、常任理事や副会長などの要職を歴任。前会長の右腕として、学校行事の円滑運営や生徒募集のための周知に汗を流した。
前身校を含め約70年の歴史を持つ同校は2028年度に「男女共学化」「陸海空共同化」となり、「これまでにない大変革期を迎える」。連合会としても変化が求められる中「伝統は継承しつつ、新たな挑戦にも勇気を持って臨む」と向き合う覚悟だ。
不動産賃貸などを手がける宮崎市吉村町の三和ホーム宮崎社長。40年来のサウナ愛好家で、出張時のホテル選びも「サウナ付き」を最優先する筋金入り。同市阿波岐原町に妻、次女と3人暮らし。68歳。