◎…宮崎市橘通東3丁目の文化ストリートにあるアンティークと古着の販売店「ジキルとハイド」に木製オブジェが立っている=写真。木材や使えなくなったランプを使って夫婦で共作した芸術作品。
◎…25年前、店長の伊藤惠子さんが偶然、木材を見つけて絵を描き、夫の克己さんがランプなど装飾物を取り付けた。惠子さんは何度かごみに出したが、そのたび克己さんが持って帰ってくるという。
◎…自作のほか、店員や画家の卵の作品も数多く展示する同店。惠子さんは「若者が来て、自分の世界観を作ればいい」と文化ストリート発の芸術家誕生をオブジェとともに心待ちにしている。