◎…県警鑑識課は30日、捜査用似顔絵の講習会と競技会を県警本部で開いた=写真。県内13署から捜査員や地域警察官ら45人が参加。初動捜査で重要となる似顔絵の描き方やこつを学んだ。
◎…競技会では参加者が2人一組になり、目撃者役が3分間で犯人の顔を記憶、もう1人が特徴を聞き出しながら似顔絵を作成。薄れる記憶を正確に伝えようと参加者は必死に作業していた。
◎…同課によると今年に入り7件の似顔絵が摘発につながったという。講師の高橋和平さんは「身近な人や物を毎日描く習慣が大切」とアドバイス。筆を握ることが事件解決への鍵をも握っている。