◎…神戸市の具体派作家堀尾貞治さん(74)=写真左=の作品の公開制作が31日、高鍋町美術館であった。高鍋大師にスポットを当てた企画展(7月、同美術館)に堀尾さんが出品した縁で実現した。
◎…ポップス音楽を流しながら制作時間は約2時間。筆だけでなくモップ、木、手で百号キャンバスに大胆に描くアクリル画や、木材を組み合わせた枠組みのオブジェなど二十数点を完成させた。
◎…高鍋大師を「モナリザなど名作に負けないロマンがある」と心酔している堀尾さん。見守った町民らは「型にはまらない作品の数々は、自由奔放でユニークな高鍋大師の精神に通じる」と感心。