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窓から見た景色

2013年12月5日
 ◎…宮崎日大高芸術学科2年の津江太陽君(17)がサッシを額縁に利用し、窓から見える風景画を制作=写真。サッシには鍵も付いたままで、見る人がその場に立っているかのような気分になれる。

 ◎…今年の同校改築工事で、旧校舎を取り壊した際の廃材を使用。絵は旧校舎の2階から見えた雨の夜を描き、ガラスに付いた雨水を描き込むなど、その場の空気や瞬間を忠実に再現している。

 ◎…現在、旧校舎跡地は駐車場として活用され、同じ場所から同じ風景を見ることはできない。「校舎がなくなってもその場の空間性を残したかった」と津江君。目を輝かせ、窓をのぞき込んでいた。

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