◎…都城市姫城町の守屋幸子さん(87)は、新聞のカラー写真の切り抜きだけを集めたスクラップ帳を作っている。7、8年ほど前から作り始め、その数は35冊に。並べると圧巻だ=写真。
◎…「色合いのきれいなカラー写真を捨てるのはもったいない」と制作を始めた。家族が読み終わった後、見出しと写真を切り抜き、A5サイズのノートに貼り付け。趣味の俳句を添えるときもある。
◎…「新聞写真は歴史。1枚の写真でも、心に訴えるものがある。日記代わりにもなり、見返すのが楽しみ」と守屋さん。ページをめくりながら、いつまでも色あせない思い出に浸っていた。