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懸魚を手作りで

2013年12月25日
 ◎…プロ顔負けの完成度に脱帽-。屋根の銅板ふき替え工事をしている宮崎市鶴島3丁目の小戸神社で、正面屋根の下に装飾する彫刻「懸魚(げぎょ)」を串間正捷宮司が手作りした=写真。

 ◎…縦約66センチ、横約45センチ。懸魚は火災に弱い木造建築の防火祈願として、魚などをかたどり装飾するもの。工事に合わせて古くなった懸魚を新調しようと、のみやかんななどを器用に使い再現した。

 ◎…わずか10日間で完成させたという串間宮司は「工事の職人さんが休憩時間に磨いてくれた。皆の合作」と笑顔。懸魚のように、これからも皆と共に支える神社でありたいと話していた。

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