◎…宮崎市佐土原町下田島、無職森川利春さん(78)は浮きを使って交通安全を訴えるカエルの人形を作っている=写真。台風の“置き土産”を再利用した物で、かわいらしい表情が好評だ。
◎…約5年前、台風の後に浜辺に打ち上げられた浮きを拾って作り始めた。魅力に取りつかれ、これまで50個以上を製作。近隣住民にもプレゼントしており、手元にはほとんど残っていないという。
◎…「ここ1年ほどは忙しくて製作はお休み中」と森川さん。不在がちの森川さんに代わり、自宅の塀の上に置かれたカエルたちが、子どもたちが安全に帰る様子を見守っているようだ。