◎…県庁の水産政策課の入り口に体長約80センチのチョウザメの剥製が展示されている=写真。新たな本県の特産品「宮崎キャビア」やチョウザメ肉をPRするのが狙いで、来庁者の注目を集めている。
◎…剥製は1983(昭和58)年に旧ソ連から贈られ、県水産試験場内水面支場が初めて養殖した際に用いた個体。91年に剥製にして同支場内に展示後、数年前から倉庫に眠っていた。
◎…30年かけてようやく昨年、本格出荷となったキャビアは知名度向上が課題。同課は「県庁見学の児童も興味津々でインパクトは十分」。有望ブランド確立に貢献したチョウザメのPR効果に期待。