◎…膝の痛みで歩行に苦労している国富町竹田の菅哲さん（８５）は、子ども用自転車を改造、自前の歩行器を製作した＝写真。毎朝、自宅前の堤防を“散歩”し、健康づくりに役立てている。

　◎…４０年以上自転車店を経営していた菅さん。その技術でサドルやハンドルを新たに付け替えた。自転車としてはもちろん、サドルの位置を高くしたことで座ったまま歩くことができるようにした。

　◎…ハンドルを折り畳んで車に積み込み、旅先に持って行くこともできる。地区の運動教室にも欠かさず参加し、１００歳まで生きたい、と意気込む菅さんを「相棒」として支え続けている。