◎…九州の畳職人が技を競った大会で製作された畳が7日、宮崎市の宮崎神宮に奉納された=写真。境内の徴古館2階に10枚が敷かれ、建物内はい草のみずみずしい香りに満ちている。
◎…同館は同神宮の神事「流鏑馬やぶさめ」で、射手の控室として利用。元々畳が敷かれていたが古く傷んでおり、県畳工業組合の丸山雅光理事長に相談したところ畳の提供が実現した。
◎…同日は、先月あった同大会に県代表として出場した国富町のたたみ店4代目福島慶晃さん(32)も参列。「大変光栄なこと。使ってもらうことが一番の喜び」と裏表のない気持ち。