第60回宮崎日日新聞賞
2024年10月17日
2024年度(第60回)宮崎日日新聞賞の受賞者が決まりました。6部門の1個人6団体。贈呈式は18日午前11時から宮崎市の宮日会館11階ホールで行います。
科学賞▼服部植物研究所(日南市)
【業績】1946(昭和21)年に服部新佐(しんすけ)博士によって日南市に設立された、世界で唯一の蘚苔(せんたい)類(コケ植物)専門の研究機関。今年7月、コケ植物の分類群の一つ「ゼニゴケ目」で新たな分類系統を設立し正式に認められたと発表、関連論文が世界的な学術誌などに掲載された。
文化賞▼宮崎県立西都原考古博物館(西都市)
【業績】「考古学を通じ、過去を知り、現在を認識し、未来を創造する活力を築く博物館」を理念に開館、今年20周年を迎えた。現在までに約190万人が来館している。資料解説の視点を変えるなどして常に新しい情報を来館者に提供する「常新展示」に取り組んでいる。
教育賞▼宮崎ひまわりキャンプ(宮崎市)
【業績】宮崎大学医学部医学科の学生有志によって2013年に設立されたボランティア団体。長期にわたる治療で学習時間が確保できない小児がん患者の子どもたち向けに勉強会などを開いている。入院中から学習支援を受けられることで小児がん患者のスムーズな復学につながっている。
産業賞▼安井株式会社(門川町)
【業績】1930(昭和5)年に印刷業として大阪で創業し、92年に門川町に移転。2023年、外科手術の際に骨に印をつけられる専用マーカー「ビボマーク」を実用化した。人体に安全で、にじまない線が描けるのが特徴。九州ヘルスケア産業推進協議会「第11回“ヘルスケア産業づくり”貢献大賞」で最高賞を受賞した。
社会賞▼国際ビフレンダーズ宮崎自殺防止センター、宮崎いのちの電話(宮崎市)
【業績】県内の自殺防止対策のため、電話相談を行っているNPO法人。県と協力し24時間体制の相談窓口を構築している。両法人とも自殺を考えている人の心に電話を通じて寄り添い、よき隣人として対話を続けている。ボランティア相談員の養成のほか、家族を自殺で亡くした人を対象にした集いも開いている。
国際交流賞▼野崎里美氏(宮崎市)
【業績】ブラジル・サンパウロ州出身の日系2世。来県した際に宮崎市出身の夫と出会い、結婚して移住した41年前からブラジル県人会に関わってきた。県費留学生制度利用者のサポートや私生活での相談に対応、本県で昨年開かれた県人会世界大会ではブラジル県人会関係者の通訳を務めた。
科学賞▼服部植物研究所(日南市)
【業績】1946(昭和21)年に服部新佐(しんすけ)博士によって日南市に設立された、世界で唯一の蘚苔(せんたい)類(コケ植物)専門の研究機関。今年7月、コケ植物の分類群の一つ「ゼニゴケ目」で新たな分類系統を設立し正式に認められたと発表、関連論文が世界的な学術誌などに掲載された。
文化賞▼宮崎県立西都原考古博物館(西都市)
【業績】「考古学を通じ、過去を知り、現在を認識し、未来を創造する活力を築く博物館」を理念に開館、今年20周年を迎えた。現在までに約190万人が来館している。資料解説の視点を変えるなどして常に新しい情報を来館者に提供する「常新展示」に取り組んでいる。
教育賞▼宮崎ひまわりキャンプ(宮崎市)
【業績】宮崎大学医学部医学科の学生有志によって2013年に設立されたボランティア団体。長期にわたる治療で学習時間が確保できない小児がん患者の子どもたち向けに勉強会などを開いている。入院中から学習支援を受けられることで小児がん患者のスムーズな復学につながっている。
産業賞▼安井株式会社(門川町)
【業績】1930(昭和5)年に印刷業として大阪で創業し、92年に門川町に移転。2023年、外科手術の際に骨に印をつけられる専用マーカー「ビボマーク」を実用化した。人体に安全で、にじまない線が描けるのが特徴。九州ヘルスケア産業推進協議会「第11回“ヘルスケア産業づくり”貢献大賞」で最高賞を受賞した。
社会賞▼国際ビフレンダーズ宮崎自殺防止センター、宮崎いのちの電話(宮崎市)
【業績】県内の自殺防止対策のため、電話相談を行っているNPO法人。県と協力し24時間体制の相談窓口を構築している。両法人とも自殺を考えている人の心に電話を通じて寄り添い、よき隣人として対話を続けている。ボランティア相談員の養成のほか、家族を自殺で亡くした人を対象にした集いも開いている。
国際交流賞▼野崎里美氏(宮崎市)
【業績】ブラジル・サンパウロ州出身の日系2世。来県した際に宮崎市出身の夫と出会い、結婚して移住した41年前からブラジル県人会に関わってきた。県費留学生制度利用者のサポートや私生活での相談に対応、本県で昨年開かれた県人会世界大会ではブラジル県人会関係者の通訳を務めた。