「窓」面のシリーズ自分史は22日付から、九州医療科学大学長顧問の兒玉修(こだま・おさむ)さん(70)=宮崎市=の「学校と私の隙間から」を掲載します。
兒玉さんは1953(昭和28)年、島根県出雲市生まれ。広島観音高を卒業。広島大大学院教育学研究科博士課程後期2年目に在学中の80(同55)年10月1日、宮崎大教育学部に助手として赴任しました。
西ドイツ(当時)の地理教育カリキュラム論、社会科地理学習論、社会科授業における思考指導論・発問論などを中心に研究を重ねてきました。
同大学では、2009年から13年まで教育文化学部(当時)学部長、14年から学長特別補佐、15年からは理事・副学長(教育学生担当)を務めました。
定年退職後の19年からは、九州保健福祉大(現九州医療科学大)社会福祉学部に特任教授として着任しました。20年から24年3月まで学長を務め、同4月から現職に就いています。
連載では、筆者がこれまで児童、生徒、学生、教員、保護者、市民、研究者として、学校教育に対して何を感じ、また、何を思ってきたのかについて、近年の教育言説なども投影させながらつづります。
高嶺清二さんの「ライフ イズ チャレンジ」は本日付で終了します。