新連載小説 25日付から
2024年10月22日
本紙で連載中の澤田瞳子・作、村田涼平・画による「春かずら」は24日付で終了し、25日付から群ようこ・作、阪口笑子・画「サチコ」が始まります。サチコ55歳。愛想笑いが苦手で大の読書好き。そんな彼女が食堂キングのフロア係として働き始めます。懐かしいメニューや常連客とのやりとりからにじみ出る日々の暮らしのいとしさとほろ苦さ…。どうぞお楽しみください。
【作家の言葉・群ようこさん】取り立てておいしいわけではないけれど、なんとなく繁盛している「食堂キング」。主人公サチコは、55歳で仕事を辞めてこの店のフロア係のアルバイトを始めました。小さい頃から愛想がないと言われてきたサチコと、気のいい店主夫妻とさまざまなお客さんたちとの、淡々とした日常をお楽しみいただければと思います。
むれ・ようこ 1954年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業。いくつかの仕事を経て本の雑誌社に入社し、84年「午前零時の玄米パン」でデビュー。「かもめ食堂」「また明日」「食べる生活」「子のない夫婦とネコ」「捨てたい人 捨てたくない人」「老いてお茶を習う」、「れんげ荘物語」シリーズなど、著書多数。
【画家の言葉・阪口笑子さん】群ようこさんの小説の挿絵を描くことになりました。とてもうれしいです。小説の主人公サチコは昔々同じクラスにいたあの子かもしれない、そんな事を思いました。読者の皆さまに懐かしさや親しみを感じてもらえる絵を、心を込めて描きたいと思います。
さかぐち・えみこ 1951年和歌山県生まれ。セツ・モードセミナー卒業。文芸誌の挿画、書籍の装画をはじめ、月刊誌の表紙絵などを手掛ける。2006年から創作絵本を発表し、「ひろくんとおいら」など著書多数。NHK Eテレ「おはなしのくに」きんたろうの作画も担当した。
【作家の言葉・群ようこさん】取り立てておいしいわけではないけれど、なんとなく繁盛している「食堂キング」。主人公サチコは、55歳で仕事を辞めてこの店のフロア係のアルバイトを始めました。小さい頃から愛想がないと言われてきたサチコと、気のいい店主夫妻とさまざまなお客さんたちとの、淡々とした日常をお楽しみいただければと思います。
むれ・ようこ 1954年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業。いくつかの仕事を経て本の雑誌社に入社し、84年「午前零時の玄米パン」でデビュー。「かもめ食堂」「また明日」「食べる生活」「子のない夫婦とネコ」「捨てたい人 捨てたくない人」「老いてお茶を習う」、「れんげ荘物語」シリーズなど、著書多数。
【画家の言葉・阪口笑子さん】群ようこさんの小説の挿絵を描くことになりました。とてもうれしいです。小説の主人公サチコは昔々同じクラスにいたあの子かもしれない、そんな事を思いました。読者の皆さまに懐かしさや親しみを感じてもらえる絵を、心を込めて描きたいと思います。
さかぐち・えみこ 1951年和歌山県生まれ。セツ・モードセミナー卒業。文芸誌の挿画、書籍の装画をはじめ、月刊誌の表紙絵などを手掛ける。2006年から創作絵本を発表し、「ひろくんとおいら」など著書多数。NHK Eテレ「おはなしのくに」きんたろうの作画も担当した。