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「子どもに本を」思い今も かば先生文庫、寄贈続け13年

2024年12月19日
 「かば先生」の愛称で親しまれた宮崎市のさとう小児科前院長、佐藤雄一さん(享年64)の遺族が、同市・県立図書館に絵本や児童書などの寄贈を始めて13年となった。亡くなった2012年から10年間の計画だったが、子どもが喜ぶ姿や同館の丁寧な運営に胸を打たれて継続を決め、今では2122冊に。点字絵本など「バリアフリー図書」の充実にも役立てられ、「多くの子どもに本に親しんでほしい」という故人の願いが今も息づいている。

(全文は朝刊または携帯サイトで)

【写真】県立図書館から届く選書案を毎回楽しみにしている保子さん(中央)。長男潤一郎さん(左)、長女紀子さん(右)と故人をしのびながら寄贈を続けている=宮崎市清水3丁目

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