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スギ苗木が不足 伐採急増、生産追い付かず

2014年12月28日
 スギ丸太生産量日本一を誇る林業宮崎県・宮崎の土台が揺れている。戦後の拡大造林で植栽され成熟したスギの伐採が増大する中、跡地に植える苗木が2014年から大幅な不足に転じたことが県への取材で分かった。15年分の生産は前年比約50万本増の472万本を計画しているが、それでも24万8千本が不足する見通しだ。中国などアジア向けの輸出が好調なことに加え、バイオマス燃料などの用途拡大に伴う木材需要の急増が要因。16年には苗木需要がさらに50万本以上増える予測で、生産が追いつかず未植栽地が拡大する恐れがある。

(詳細は28日付朝刊または携帯サイトで)

【写真】伐採後、苗木不足から植林が進まない県内の山林

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