宮崎市教委が昨年度から調査を進める同市跡江の国指定史跡・生目古墳群1号墳(4~5世紀)の3段構造の後円部で、斜面と平たん面を区画する石列が全国で初めて確認された。同市教委が8日、発表した。また、墳丘斜面に積まれた波状の葺石(ふきいし)が前回調査より明瞭な状態で明らかになり、石列と併せ、1号墳が古墳の形成過程を探る貴重な研究材料となることが期待されている。
(詳細は9日付朝刊または携帯サイトで)【写真】後円部2段目平たん面から見つかった石列(点線部分)について説明する宮崎市教委担当者=8日午後、宮崎市跡江