建国記念の日の11日、宮崎県内では市民が平和の大切さや憲法の意義を学び、国の行く末について思いをはせる催しや講演会があった。宮崎市の宮崎神宮では「紀元祭」が開かれ、約200人が参列。拝殿で杉田秀清宮司が祝詞を上げ、みこ2人による舞や「日本剣道形」を奉納、参列者が玉串をささげた。同市大島町の籾木エイさん(86)は「50年以上参加しているが、毎回日本の歴史や伝統の奥深さをあらためて感じることができる。国際情勢は緊迫しているが、日本が平和な国であり続けることを願いたい」と話した。
(全文は12日付朝刊または携帯サイトで)【写真】みこによる舞などが奉納された紀元祭=11日午前、宮崎市の宮崎神宮