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高騰続き「未知の領域」 子牛初競り

2016年1月10日

 和牛子牛の価格高騰が止まらない。昨年は宮崎県内の各家畜市場の平均価格が次々と過去最高を更新。県全体の年間平均価格も、過去最高だった2014年をさらに9万円上回る65万6千円で、初めて60万円台に達した。子牛を生産する繁殖農家の高齢化に伴う生産基盤縮小に歯止めがかかっていないことが主な要因で、関係者の多くは「値上がりはしばらく続くのでは」と予想。9日に宮崎市・JA宮崎中央家畜市場であった初競り初日でも、76万6千円の高値を付けた。県内肥育農家が手を出しにくい水準になってきており、優秀な子牛の県外流出に拍車が掛かることを懸念する声も聞かれる。


(全文は10日付朝刊または携帯サイトで)

【写真】真剣な表情で競りを見守る和牛繁殖、肥育農家ら=9日午前、宮崎市跡江のJA宮崎中央家畜市場

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