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台風27号 本県昼前から強風域へ

2013年10月25日
 台風27号は25日、沖縄県の南の海上を北東に進んでいる。宮崎地方気象台によると、本県は昼前から風速15メートル以上の強風域に入る見込みで、沿岸部に暴風、波浪警報を出して注意を呼び掛けている。朝も雨が降り、諸塚村では降り始めからの総雨量が434・5ミリを観測した。昼前には曇ると予想されている。

 同気象台によると、台風は25日午前6時現在、沖縄県の南大東島の北約180キロの海上を、時速15キロで北東に進んでいる。本県は昼前から夜遅くにかけて強風域に入る見込み。同気象台は強風域に入る沿岸部を中心に、暴風、波浪警報や大雨注意報を出して注意を呼び掛けている。

 九州南部に停滞している前線に、台風からの温かく湿った空気が入る影響で、県内は断続的に雨が続いている。降り始め(22日午後6時)から25日午前8時までの総雨量は、諸塚村434・5ミリ、高千穂町350・0ミリ、美郷町神門306・0ミリなど。

 交通では午前9時現在、東九州道の清武ジャンクション(JCT)-清武インターチェンジ(IC)間で連続雨量に達したため通行止めとなっている。宮崎カーフェリーは大阪南-宮崎を瀬戸内海航路に変更する。日豊汽船(延岡市浦城-島浦)は、フェリーを全便欠航、高速艇は通常通り運航している。航空、鉄道は通常通り運航している。

 25日は昼前から曇り。週末は26日が晴れ、27日は晴れ時々曇りの予想。
 
(詳細は26日付朝刊または携帯サイトで)

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