本県と大分県で家族を過労死で亡くした遺族らでつくる「東九州過労死を考える家族の会」が22日、発足した。大分市で発足集会があり、代表に桐木弘子さん(59)=川南町=が就いた。桐木さんは長男を2007年に自殺で失った。悲しみに暮れていた時に大阪の「家族の会」と出合い、死に向き合えた。「同じ境遇だからこそ悲しみに寄り添える」。より多くの遺族に手を差し伸べようと決意を新たにした。
(全文は23日付朝刊または携帯サイトで)【写真】「東九州過労死を考える家族の会」発足集会で自らの思いを語る桐木弘子さん=22日午後、大分市