県内の国民健康保険（国保）加入世帯が年々減少しているにもかかわらず、保険税滞納額は2012年度が27億2083万円、滞納累積額は過去10年で最高の99億7771万円に膨らんでいることが県のまとめで分かった。経済的に困窮する加入者がいる一方、支払い能力がある悪質滞納者も絶えず、徴収に当たる市町村担当者を悩ませている。

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